「枯れた技術」活用
液晶テレビ専門のベンチャー企業「ディーオン」(横浜市)は、機能を限定しながら品質も維持した格安ブランド「カンデラ」を展開している。32型の「AGS32HZ2」は今年(2013年)2月の発売から約4カ月で完売した。
パネルには発光ダイオード(LED)バックライトを使い、ハイビジョン画像を楽しめる。録画機能を省いてリモコンも簡略化。価格は2万円前後と破格の安さだ。
赤坂幸宣社長は「テレビの心臓部であるLSIに1世代前のタイプを使用し、基板は大手メーカーと共同開発するなどして開発費を抑えた。“枯れた技術”を活用した本当の意味でのジェネリック家電」と自信を示す。今後は割安を維持しながら、録画機能なども備えた新タイプを投入する予定という。
イオンもPB家電を14年度に120品目まで拡大する計画。新機能や多機能をアピールし、高価格でも買ってもらえる製品開発にしのぎを削る大手メーカーを横目に、ジェネリック家電市場は一段と広がりそうだ。(SANKEI EXPRESS)