パナソニックが世界で初めて量産化するパワードスーツの試作品=2013年12月17日、奈良県奈良市のアクティブリンク(藤原直樹撮影)【拡大】
パナソニックは14年内に量産態勢を整備する。日本の大手商社と提携し販売ルートを確保。リース会社に販売、レンタルする事業なども検討している。
量産品は、機能を絞った普及版を「パワーローダーライト」と名付けて販売する。1回の充電で2、3時間動かせる。アームは交換することができ、ハンマーでたたいたり、スコップで掘ったりするなどの作業もできるという。
さらに宇宙服や潜水服の下に装着するスーツの開発も視野に入れる。いずれも自在に操作するには相当な力が必要で、実際、米航空宇宙局(NASA)では、宇宙服の下にパワードスーツを装着することが検討されている。完成品は、公的機関や研究施設に納入する考えだ。
世界で開発競争
「パワードスーツ」は世界で開発競争が繰り広げられているが、日本はパナソニック以外にも筑波大大学院の山海嘉之教授(サイバーダイン最高経営責任者)が、生体電位信号を読み取り動作するパワードスーツを初めて開発するなど先行している。