パナソニックが世界で初めて量産化するパワードスーツの試作品=2013年12月17日、奈良県奈良市のアクティブリンク(藤原直樹撮影)【拡大】
米ハリウッド映画「アイアンマン」では、パワードスーツを着た主人公が活躍するが、日本の技術力で現実となる日も近づいている。山海教授のパワードスーツは「HAL」と呼ばれ、装着者の皮膚に取り付けられたセンサーを通して微弱な生体電位信号を感知し、内蔵コンピューターで信号を解析。装着者の動きを補助する。身体障害者や高齢者の運動補助のために開発されており、福祉施設には一部貸し出されている。
このほか、ホンダは二足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」で培った制御技術を応用し、歩行をアシストするパワードスーツを開発。トヨタ自動車も医療用などで開発を続ける。
近年、日本企業はスマートフォンなど画期的な新商品開発で出遅れが目立つ。パナソニックはスマホで個人向けから撤退を余儀なくされただけに、ロボット事業の成否が注目される。(藤原直樹、写真も/SANKEI EXPRESS)