フランス極地研究所のイブ・フルノ所長は、フランス通信(AFP)の取材に、こう怒りをぶちまけた。
ショカリスキー号は昨年(2013年)12月24日のクリスマスイブに、南極のフランス基地から約1900キロ離れた海域で氷に阻まれて動けなくなった。近くにいた中国の砕氷船「雪龍」が救助に向かったが、こちらも航行不能に。
このため、オーストラリアが砕氷船を派遣、今月(2014年1月)2日に雪龍のヘリコプターでショカリスキー号に乗船していた74人のうち乗客52人を収容し救出した。
立ち往生したままの中露の船を救出するため、米国の沿岸警備隊が砕氷船を現地に派遣する事態となっている。
フランスの砕氷船も1週間にわたり救出を支援し、その影響で、海洋研究チームが予定していた2週間の調査活動が中止になったという。