ちょうど1年前にアメリカから火のついたEDMブームの記事を書いたが、時代は若手DJに引き継がれ、第2ステージに突入した。その筆頭はスウェーデン出身の24歳、AVICII(アヴィーチー)。出世作「LEVELS」でその名は一部で知られていたものの、今回インキュバスのギタリストのマイク・アインジガーや、ソウルシンガーのアロー・ブラックをフィーチャーした「ウェイク・ミー・アップ」がヨーロッパから大ヒットし、アコースティックサウンドとEDMをミックスさせた手法で俄然注目されている。何しろEDMはパーティーミュージックとして盛り上げ専門だったため、音圧が非常に高かったが、オーガニックな音を混ぜることによって寄り添いやすくなったのだ。コンテンポラリーフォークとインディーサウンドのアイデアを出したのは彼のマネジャーで、AVICII本人も「規格の外に踏み出したいと思っていたから、その変化を実行するために最も適した方法だと感じた」と、そのチャレンジについて話している。