福島さんは「毎日噴火し、60年近く火山灰が降り続ける特殊な環境で人々は生活するが、地域おこしとして桜島をとらえる姿を見てほしい」と桜島の魅力を語った。(田中幸美(さちみ)、写真も/SANKEI EXPRESS)
■ジオパーク 火山や鉱物、地震など地質的に価値のある自然遺産を持つ地域が、遺産保護と同時に教育や観光ツアーなどによって地域振興を目指す活動全般をさす。当初は、地学の振興や地質資源の保護が目的だったが、その後、火山や地震など地表の中の活動も対象になり、現在は地表の上にある生態系や人の活動が主流となっている。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の支援で設立された世界ジオパークネットワークが世界で活動を推進する一方、国内では日本ジオパーク委員会が日本版を認定している。NPO日本ジオパークネットワーク事務局長の齊藤清一さんによると昨年末現在、全国に27の「日本ジオパーク」と糸魚川、室戸、島原半島など6の「世界ジオパーク」がある。