寄付する側の意識にも変化が見られる。ただお金を寄付するだけでなく、寄付したNPOの活動に何らかの形で「参加」することを希望する人が増えている。多彩な活動の積み重ねが、日本の寄付文化を着実に発展させている。
社会貢献の機会提供
「夢の貯金箱」が総選挙を始めた狙いも、新たな参加の機会を提供することにある。これまでは「飲み物を買った結果、寄付に参加した」という受動的な面が強かった。しかし、総選挙を行うことで、参加者も寄付対象プロジェクトの決定プロセスに関与できる。実際に投票をした人からは、「選挙という仕組みがおもしろい」「自分の一票が反映されることで飲み物を買うモチベーションが高まる」「選挙をきっかけに新しい社会の課題を知ることができた」といった感想が寄せられている。