結団式に続いて行われた壮行会で、安倍晋三(しんぞう)首相(右端)に激励される葛西紀明主将(中央)、田畑真紀副将(左端)ら、ソチ冬季五輪日本選手団の選手たち=2014年1月20日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪(小倉元司撮影)【拡大】
大会は2月7日に開幕し、7競技98種目が行われる。橋本団長は、過去最高成績だった1998年長野冬季五輪の金メダル5個、メダル10個を超える成績を目標に掲げ、「達成は十分可能」と強気の姿勢を示した。
19歳から7大会連続
ソチ五輪に向けて日本選手団の中で誰よりも燃えているのが、冬季五輪で単独世界最多の出場となる7大会連続で五輪代表に入った主将の葛西だ。今季(2013~14年シーズン)は開幕から好調で、オーストリアで今月(1月)11日に行われたワールドカップ(W杯)第13戦では、10季ぶりに16度目の優勝を果たし、史上最年長記録を更新(41歳7カ月)した。ジャンプの本場、欧州では「レジェンド(伝説)」とたたえられる人気者は「目標は金メダル」と公言してはばからない。
葛西は幾多の名ジャンパーを輩出した北海道下川町に生まれ、中学3年で頭角を現した。宮様国際大会(札幌・大倉山)でテストジャンパーを務め、成年組と同じスタートゲートで優勝選手の飛距離を上回ったのだった。早熟の天才は高校1年からW杯メンバーに抜擢(ばってき)され、19歳でアルベールビル五輪(1992年)に初出場。以来、国際舞台で戦い続けてきた。