都知事選には発明家のドクター・中松氏(85)らも立候補を予定。計15人が都選挙管理委員会での事前審査を終えている。
≪原発ゼロ訴え 「都も責任追う」≫
「災害対策より脱原発」「東京東北五輪・パラリンピックに」。東京都知事選告示前日となった1月22日、元首相の細川護煕(もりひろ)氏(76)は、ようやく正式な出馬会見を開き、再び「脱原発」を訴えた。2度にわたり会見を延期し政策を練り上げてきたというが、1時間以上に及び続いた会見の中では、都が抱える問題への政策の具体性は示されなかった。
最後のご奉公
細川氏は濃紺のスーツに、久しぶりに締めたという赤のネクタイ姿で、ゆっくりと歩を進め、席に着いた。足の踏み場もないほど詰めかけた報道陣を前に苦笑いを浮かべ、用意してきた決意文を読み上げた。
「東日本大震災後は脱原発の声をあげてきた。都知事選のことは数日前まで思っていなかったが、周囲から『最後のご奉公をすべきだ』といわれ、脱原発の同志の小泉純一郎元首相から強いメッセージを受け意を決した」