手元の資料に目を落としながら、細川氏はゆっくりと読み上げていく。
「震災直後は、もろ手を挙げて五輪に賛成する気持ちになれなかったが、開催が決まり、新しい東京、日本の建設にとって、絶好の機会と思い直し、歓迎するようになった。東京東北五輪・パラリンピックにできないかと考えている」
細川氏は1994年、熊本県知事に初当選する前に佐川急便から1億円を借り入れていた問題や、NTT株大量取得問題で追及を受け内閣退陣に追い込まれた経緯があり、質疑応答では当初、この問題への質問が集中した。
最優先の課題
――佐川急便問題では疑惑は残るが
「佐川の問題は熊本の古い家の修復、宿舎のマンション購入のために1億円を借り入れた。その後、10年かけて返済した。提出した資料からも明白だ」
――NTT株については説明が二転三転するような場面もあったが見解は
「義父の取引と説明している。繰り返し説明し二転三転していない」
――脱原発を唱える立候補予定者はほかにもいるが違いはあるのか
「最優先の課題だと言っているのは、私だけだ」