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薄れる政治改革への期待
ロイター通信(電子版)は(1月)27日、「許氏への実刑判決は、中国共産党の支配に対するいかなる挑戦も握りつぶす当局の強硬な姿勢を示し、人権活動家への厳しい警告となった。また、経済改革への着手を約束した中国で、政治改革が行われることへの期待は薄れた」とした。
許氏は「新公民運動」の中で政府職員の資産公開を求めてきたが、ロイター通信は(1月)28日、「習近平国家主席は腐敗と闘うことを優先事項にしているが、当局は全政府職員の資産公開の要求に対して同意しなかった。また資産の開示を求めた少なくとも20人の活動家が拘留された」と非難した。
1月27日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(国際版)は、「2012年11月に発足した習近平体制下で注目の活動家に対する初めての裁判として、今回の判決は今後10年続く中国の新しいリーダーシップが改革の要請にどう応えるかのバロメーターになるとみられていた。進歩的文化人や人権活動家たちは、変化のための穏健的なキャンペーンを展開する許氏が、前任者(胡錦濤国家主席)より寛容に受け入れられることを望んでいた」と失望感をあらわにした。