米CNNテレビや英BBC放送(いずれも電子版)などによると、当時、留学生だったノックス被告は07年11月、元交際相手だったソレシト被告と共に、ルームメートのカーチャーさんを乱交パーティーに誘ったが、断られたため激怒。カーチャーさんの喉を料理用ナイフで切って殺害したとして起訴された。
カーチャーさんはベッドルームで半裸の状態で発見されたが、47カ所もの刺し傷があり、そばには事件に使われたと思われる料理用ナイフが2つ、見つかった。また性的暴行を受けたことも分かった。
ノックス被告は09年12月の1審で禁錮26年、ソレシト被告が禁錮25年とそれぞれ有罪判決が下され、4年間収監された。
米に帰国、出廷せず
ところが11年10月の2審では、有力証拠と見られていたカーチャーさんのブラジャーのホックから検出されたソレシト被告のDNAの痕跡が、彼女の死体発見から約6週間後の発見とあって雑菌混入などで有力証拠にならないと判断された。
さらに凶器とみられるナイフに付着していた2人の血液のDNA鑑定も欠陥があるとして、2人は逆転無罪に。ノックス被告は帰国し、米ワシントン大学に復学。この日の判決にも出廷しなかった。