この曲は、ソチ冬季五輪でフィギュアスケート男子の高橋大輔選手(27)=関大大学院=が使用することになっているため、予定通り使えるかどうかが大きな関心を呼んでいる。五輪のフィギュア監督を務める日本スケート連盟の小林芳子強化部長は「こういった経験はないので…」と戸惑う。「高橋選手はあの曲を気に入って選んだ。問題がなければいいと思う」
「ロシアの法次第」
新垣さんは高橋選手に対し「事実を知った上で堂々と戦ってほしい」と五輪での曲の使用を希望したが、今回の騒動は影響するだろうか。
元文化庁著作権課長で政策研究大学院大の岡本薫教授は「会場で曲を流せるかどうかはロシアの著作権法によるが、非営利目的なので問題ないのではないか」と話す。一方、日本でのテレビ放送やDVD販売の場合は、著作権使用料の支払い手続きに問題が生じる。
日本音楽著作権協会(JASRAC)は5日、佐村河内さんから著作権の管理を委託された103作品について、権利者が明らかになるまでの使用許諾の保留を発表。関係者は「国民の関心は高い。双方から事情を聴いた上で早急に対処する」と焦りを募らせる。