2月3日付米紙ウォールストリート・ジャーナル(ウェブ版)は、ヘロイン復活の背景を「中南米からの供給増と、中毒者を昔からの薬物に向かわせる処方箋薬の取り締まり強化」と指摘している。米政府は鎮痛剤の乱用を防ぐため、処方箋薬の価格をつり上げるなどの対応を取っている。また、ヘロインの純度が高くなっていることもあり、鼻からの吸引でも効果を得やすくなったことで、これまで注射針の利用が理由でヘロインを避けてきた人が抵抗を感じなくなったとの指摘もある。
地方にも拡大する災禍
ウォールストリート・ジャーナルはまた、「ヘロインは地域的または人口学的な境界が一切ない」とDEA報道官の発言を紹介している。かつて都市部で深刻だった「ヘロイン災禍」が、今は郊外や地方にも拡大しているのだ。