2014年ソチ冬季五輪会場。競技は、ロシア・ソチの市街地から約40キロ南東にある黒海沿岸の「アドレル」と、アドレルから約45キロ離れた山岳地域の会場「クラースナヤ・パリャーナ」の2カ所で実施。(C)Google【拡大】
≪障害に負けない強さ 兄が勇気をくれた≫
勝っても負けてもこれが最後の五輪と決めていたフリースタイルスキー男子モーグルのアレックス・ビロドーが、圧巻の滑りで金字塔を打ち立てた。フリースタイルスキーでは史上初の五輪連覇を遂げ「最高の形で引退できる。気分いいね」と会心の笑顔を見せた。
決勝は1回目に第1エアで得意の伸身後方宙返り2回ひねりをミスし、8位通過と冷や汗をかいた。それをメダルが決まる3回目で鮮やかに決め、切れ味鋭いターンにつなげた。自慢のスピードも発揮して完勝した。
10年前までエアリアルでも強化選手だっただけに、エアの動作に余裕があった。ターンも上半身は動かず膝はぴたり。非の打ちどころがなかった。4年後の韓国・平昌(ピョンチャン)五輪もまだまだ狙える26歳だが、今後は会計士を目指して第二の人生を歩む。