≪同盟アピール 1泊でも国賓待遇≫
日本政府は、オバマ米大統領の来日について、1泊ながらも特別に国賓として待遇する方針で、日程の調整を急ぐ。米側は韓国訪問の追加を理由に日本側が求めた「2泊以上」を断った形だが、安倍晋三政権は日米同盟の強化をアピールするためにも国賓待遇にこだわった。
「わが国としては、大統領を国賓として招くということだ」
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は2月13日の記者会見で、オバマ氏の待遇を変えないことを強調した。同時に「米側から具体的な訪問日程について何ら連絡を受けていない」などとも強調した。
米大統領の国賓としての来日は、1996(平成8)年のクリントン大統領(当時)以来18年ぶりとなる。ただ外務省によると、1泊しか滞在しない外国要人を国賓として迎えた例はないという。
日本側は昨秋(2013年)から、オバマ氏来日を国賓扱いで迎えたいと米側に伝えてきた。オバマ氏の国賓待遇での来日が実現すれば、「民主党政権で傷ついた日米同盟の修復の証しになる」(政府関係者)と考えた。