昨年(2013年)12月の首相の靖国神社参拝に対し、米側は中国や韓国との関係悪化を懸念して「失望」と表明するなど日米関係が一時ギクシャクしたことも、国賓待遇に固執する一因になった。
これに対し、韓国がオバマ氏の訪韓を具体的に求め始めたのは今年1月になってから。米側は韓国の要求を受け入れ、日本には日程の短縮を求めた。
米側は、韓国との関係も重要との姿勢をみせた形だが、日本側への配慮を欠く形になったのは否めない。日本側もここに来て、「とにかく来日すればいいんだ」(政府関係者)と歓迎ムードは弱まっている。
日程が1日縮まることにより、皇室行事の一部を削る案や、国会演説を取りやめる案などが浮上している。日本政府は首脳会談で、北朝鮮情勢や東シナ海で挑発行為を続ける中国への対応策、難航する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉などについて協議したい考えだ。(水内茂幸/SANKEI EXPRESS (動画))