【Campus新聞】
会場を巻き込む
──「チャンチキトルネエド」はなぜ休止に?
鈴木広志氏「本田(祐也)がいなくなったときに、8回の公演が残されていて、それをやってくれって遺言があった。それで、止めることは考えられなかった。当初は、『本田が(ステージに)いる』と思って演奏しながら活動することに違和感はなかった。本田がなんだかわからないけどすごい怒っているような気がして、本田がいなくなっても勝負をしていた。本田の曲は会場の空気を巻き込むから、いなくなってからもその感じが出て、いい演奏になった。
それが、演奏しているときに違和感が出てきた。特に、いい演奏ができたときに、みんな感じたと思う。演奏がよくなってきて初めてわかったのだけれど、俺たちちょっと勘違いをしていたところがあったと思う。チャンチキに人生をかける価値はもちろんあるけど、同じメンバーでやるにしても、やらないにしても、それぞれがチャンチキくらいのことをやっていきたい、やっていくべきだと思うようになった。