俺らは、大友さんを通じて初めて、バンドというかアンサンブルとして、役に立つことができると気がついた。あんなに、行き詰まって休止とか言っていたのに、何か新しい風を吹き込まれて、メンバーそれぞれの反応はお互いに、『この人こんな演奏するの?』みたいな感じで、すごく新鮮だった。これ以上、何も出てこないから、休止とか思っていたのに、出るわ、出るわ。もうやんなっちゃった。俺と鈴木くん、やっぱり仕切りの能力がなかったのかって、軽くへこんだ」
ビシバシ言える信頼は継続
──チャンチキトルネエドについて思うことは
大口俊輔氏「これまで続けてきたのは、(本田)祐也君がいなくなったことを受け入れる作業。2009年にCDを作ってからは区切りがついた気がした。それまで祐也君がいないとバンドじゃないって思っていたけど、受け入れてからは、(それぞれのメンバーが)音楽仲間として、お互い信頼できる人たちなんだなっていう仲間意識に気づいた。お互いの音楽に対して、ビシバシ言える仲間。今でも継続されているし、そのきっかけを残してくれたのは祐也君だった」