子育てと両立しながら、昨季はW杯で表彰台に上がり、世界選手権でも4位。五輪のメダルが見えてきた。
「娘がいてくれたおかげで強くなれたし、無駄がなくなった」と、三星は出産や育児の経験が競技者としてプラスに働いたと実感している。
三星のほか、カーリング女子を過去最高タイの5位に導いた小笠原、船山の3選手を支えたのが、国や所属企業の支援策だ。文部科学省は「女性特有の課題に対応した支援プログラム」を立ち上げ、昨夏から国立スポーツ科学センターに事業を委託し保育費などを支給している。小笠原は「一昨年と昨年では全然違った。母親がアスリートとしてやっていくのは大変なのでぜひ継続してほしい」と訴える。所属先の北海道銀行も専属契約を結んで資金援助を行い、託児所も設けた。
連覇・メダルの海外勢
海外では、バイアスロン女子7.5キロスプリントを連覇したアナスタシア・クズミナ(スロバキア)やスケルトン女子2位のパイクスペース(米国)らがママさん選手の代表格。