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【ソチ五輪】母国代表「とても大事なこと」 (3/3ページ)

2014.2.21 07:30

2014年ソチ冬季五輪会場。競技は、ロシア・ソチの市街地から約40キロ南東にある黒海沿岸の「アドレル」と、アドレルから約45キロ離れた山岳地域の会場「クラースナヤ・パリャーナ」の2カ所で実施。(C)Google

2014年ソチ冬季五輪会場。競技は、ロシア・ソチの市街地から約40キロ南東にある黒海沿岸の「アドレル」と、アドレルから約45キロ離れた山岳地域の会場「クラースナヤ・パリャーナ」の2カ所で実施。(C)Google【拡大】

  • ロシア・ソチ市と、クラスノダール地方
  • ソチ五輪(冬季)=2014年2月6日~2月23日、ロシア・ソチ

 その後に資格が回復されたため、晴れて母国の代表として出場できた。「とても大事なこと。これでこそ夢がかなったと言える」と興奮で顔を紅潮させた。

 ≪娘抱きしめ、うれしさ倍のメダル≫

 表彰式が終わると5歳のまな娘を抱き上げ、喜びを分かち合った。スピードスケート女子5000メートルで3位に入った35歳のカリン・クライボーケルは、出産して現役復帰した経歴を持つ。「家族の前でメダルを手にできるなんて信じられない」と晴れやかに笑った。

 序盤は慎重な滑り出し。1000メートルから32秒台のラップタイムを正確に刻み続け、6分55秒66の好タイムをマークした。ブスト、サブリコバには抜かれたが「銅で十分」とすがすがしかった。

 2006年トリノ冬季五輪で10位だった選手が、30歳を超えて育児と両立しながら勲章をつかんだ。「家族には申し訳なく思うこともたくさんある。でもそれだけの価値はあった」。オランダにとってこの競技で今大会21個目のメダルだ。強国の層の厚さを見せつける、ママさんスケーターの活躍だった。(共同/SANKEI EXPRESS (動画))

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