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【中野友加里のスケーターたちの素顔】名古屋の選手が強いわけ (1/5ページ)

2014.2.26 12:40

  • フィギュアスケートのジャンプ=2014年2月17日現在
  • 元フィギュアスケート選手で、フジテレビ職員の中野友加里(ゆかり)さん=2010年9月18日(本人提供)

 みどりさんのDNA

 名古屋市にあるフィギュアスケートの名門「グランプリ東海クラブ」に通うようになったのは、6歳のときでした。自宅から電車を乗り継いで40~50分はかかりました。兄姉の影響を受けて、3歳から近所のリンクで滑っていましたが、知人の紹介で山田満知子コーチが指導する、東海クラブで本格的に学ぶことになりました。

 当時の所属で最も有名だったのが、後の1992年アルベールビル冬季五輪で銀メダリストになる伊藤みどりさん。「日本のトップスケーターなんだ」とあこがれのまなざしで見ていました。みどりさんが曲をかけて練習するときは、選手全員がリンクから上がって見学します。力強いジャンプなどを見て、「練習すれば、いつかあんなふうに滑ることができるんだ」と目標にしていました。

 みどりさんの最大の武器が、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)です。世界の女子で成功させた2人目のジャンパーで、3人目が私で、4人目が浅田真央(まお)選手(中京大)。3人ともこのクラブの出身者なのです。

「トリプルアクセルは女子でも練習すれば跳べるんだ」

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