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【中野友加里のスケーターたちの素顔】名古屋の選手が強いわけ (2/5ページ)

2014.2.26 12:40

  • フィギュアスケートのジャンプ=2014年2月17日現在
  • 元フィギュアスケート選手で、フジテレビ職員の中野友加里(ゆかり)さん=2010年9月18日(本人提供)

 正確に説明すると、公式戦で成功した選手という注釈が付きます。実は、満知子先生のところでは、多くの選手が挑戦していて、練習では跳んでいる選手がほかにもたくさんいたのです。真央ちゃんのお姉さん、舞ちゃんも跳んでいました。

 目の前でみどりさんが跳ぶのを見て、「トリプルアクセルは女子でも練習すれば跳べるんだ」という潜在意識が染みついているのでしょう。まさに「みどりさんのDNA」が、脈々と受け継がれているのです。私もみどりさんの映像や、満知子先生が「みどりもよく見ていたよ」と教えてくれた男子選手の3回転半を何度も見て、タイミングなどを勉強して成功に至りました。

 熱心な母親たちの存在

 浅田選手、鈴木明子選手(邦和スポーツランド)、村上佳菜子選手(中京大)のソチ五輪女子の代表は、みんな名古屋やその周辺で生まれ育ちました。ほかにも、安藤美姫(みき)さんや小塚崇彦(こづか・たかひこ)選手(トヨタ自動車)ら多くのトップスケーターを輩出しているのは、読者の皆さんもご存じだと思います。「なんで、名古屋出身の選手が多いの?」とよく聞かれます。1つには、子供たち以上に熱心な親の存在があるからなのです。

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