2013年9月6日、引退会見に臨む宮崎駿監督=東京都武蔵野市(今井正人撮影)【拡大】
「アナと雪の女王」は前哨戦である1月のゴールデングローブ賞のアニメ部門で最優秀を獲得。ハリウッドの地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)も「ここ10年、想像力の凍結に悩んできたディズニーは、この作品で本格的な雪解けを迎えた」と絶賛する強敵だ。
ただ、「風立ちぬ」が、世界のアニメ映画界に多大な影響を及ぼしてきた宮崎監督の引退作であることが、審査員の心理に働きかける効果は無視できない。
英紙ガーディアン(電子版)は「われわれの損失である」と、宮崎監督の引退を嘆いた。豪紙オーストラリアン(電子版)は、「最後にわれわれはこの作品が持つ力を判断しなければならない。それは卓越した不思議さであり、並外れた美しさである」と、アカデミー賞の審査員の評価を試すかのように、作品をたたえた。(SANKEI EXPRESS (動画))