2014年度_家計負担増のモデルケース=2014年2月27日現在、※みずほ総合研究所の試算【拡大】
日用品大手の花王は昨年秋から洗剤やシャンプーなどを増産。1997年の前回の増税時は一時的に需要が約3割増えたことから、十分な数量を確保する方針だ。主力の川崎工場(川崎市)では、定期点検を4月以降にずらして増産を続けている。和田康工場長(54)は「2月の終わりから3月半ばまでが生産のピークになる」とみている。
燃料費調整制度
九州電力は27日、燃料費調整制度に基づき、4月分の電気料金を値上げすると発表した。標準的な家庭で3月より78円高い7242円となる。西部ガスも料金を引き上げ、92円高い6264円。ともに3カ月連続の値上げで、現行制度になった2009年5月分以降、最高額となった。
この制度は平均原燃料費の変動を毎月の料金に反映させる仕組みで、4月料金は昨年11月~今年1月の価格が反映される。(SANKEI EXPRESS)