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台湾ランタンフェスティバル ライチの木に願い込め (2/2ページ)

2014.3.3 11:10

ちょうちんでできた果実をつけたライチの木。願い事が書かれた紙がつり下げられていた=2014年2月15日、台湾・南投県中興新村(原川貴郎撮影)

ちょうちんでできた果実をつけたライチの木。願い事が書かれた紙がつり下げられていた=2014年2月15日、台湾・南投県中興新村(原川貴郎撮影)【拡大】

  • 20万個以上のLED電球がまばゆい光を放つ「龍駒騰躍(天高く飛び上がる龍馬)」と名付けられた高さ23メートルの巨大馬型ランタン(台湾・南投県観光処提供)
  • クジャクを中心に鳥類をデザインした大型のランタンも人気を集めていた=2014年2月15日、台湾・南投県中興新村(原川貴郎撮影)
  • 牛を使った農作業の様子をイメージしたランタン=2014年2月15日、台湾・南投県中興新村(原川貴郎撮影)
  • 台湾の原住民に伝わる伝説を再現したランタン=2014年2月15日、台湾・南投県中興新村(原川貴郎撮影)
  • 台湾・台北市

 ≪名馬まばゆく 玉山を駆け上がる≫

 今年で25回目を迎えた「台湾ランタンフェスティバル」のメーン会場に登場した巨大電飾馬は、古代中国の名馬「焉耆馬(えんぎば)」が台湾の最高峰「玉山」(3952メートル)の山頂に駆け上がる姿をイメージしたもので、高さ23メートル、重さ約30トンもある。ハイテクで制御された20万個以上のLED電球が、30分ごとのパターンで色とりどりの光を放ち、訪れた家族連れやカップルらを魅了した。このほか、クジャクや台湾固有種のヤマムスメ、サンケイなどの鳥をデザインした大型ランタンがお目見えし、観光客らの人気を集めていた。

 また全長3.4キロの沿道に設置されたランタンは、地元南投県の農作業の様子をテーマにしたものから日本のアニメのキャラクターまで約1150作品。三重県による忍者や海女、夫婦岩をかたどったランタンなど日本からの出展作品も並んだ。

 開幕に合わせ、東日本大震災に対する台湾からの支援に感謝を伝えようと、福島商工会議所などのメンバーが全長12メートルの大わらじを担ぎ、福島市の伝統行事「福島わらじまつり」を披露した。(EX編集部/撮影:原川貴郎、台湾・南投県観光処/SANKEI EXPRESS

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