【ワインのこころ】
オーストリアに隣接する北イタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェ州。この地で今、注目を浴びているのが『テルラーノ』です。1893年、24軒の栽培農家が結集して創業。100年を超える歴史を経て、現在、テルラーノは秀逸な区画を所有する農家と組んでいます。
テルラーノではピノ・ビアンコ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランの3品種をブレンドした『テルラーネル』が有名です。
『テルラーネル・プリモ発表会』のプレス・ディナーのために来日したセールス&マーケティングディレクターのクラウス・ガッサー氏は、「ワインは木製の大樽で長い間、オリと一緒にしておくことで得も言われぬ独特の味わいになる」と説明。火山によって押し上げられて形成した土壌『石英斑岩』もテルラーノのスタイルを決める大事な要素になっています。