2014年ソチ冬季五輪会場。競技は、ロシア・ソチの市街地から約40キロ南東にある黒海沿岸の「アドレル」と、アドレルから約45キロ離れた山岳地域の会場「クラースナヤ・パリャーナ」の2カ所で実施。(C)Google【拡大】
そうした厳しい環境の中で、日本の競技レベルは、私が初出場した04年アテネ大会はメダル獲得数が10位だったのですが、4年後の北京大会は17位、そしてロンドン大会は24位と成績は下降しています。
4月からはパラリンピックの所管が、これまでの厚生労働省から五輪と同じ文部科学省に移り、来年度予算案では選手強化費が前年度比で約2億円増えて約10億円になりました。これまでは五輪でしか設置されなかった現地拠点「マルチサポートハウス」も、今夏のアジア大会からパラリンピックの選手も利用できるようになります。
20年に向けてしっかりと選手たちのレベルを上げていくことが求められており、そのためにも、五輪と同じような練習環境を確保していくこと、そして制度や仕組みを充実させていく必要があると感じています。読者の皆さんにとって、ソチ大会がパラリンピックへの関心をますます高める機会になればと思っています。(女子走り幅跳び選手 佐藤真海(まみ)/SANKEI EXPRESS)