STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)の主論文の著者=2014年3月16日現在【拡大】
Q STAP細胞はなかったの
A 論文が撤回されれば、研究成果は白紙に戻ります。一方で研究チームの中では細胞は実際にできたと考えている人もいて、論文の修正案をネイチャー誌側に送っています。科学研究の成果は多くの研究者が再現できることで本当だと認められていくため、研究チーム以外の人でも今後、実験で同じことをやってみせられるかが重要です。
Q できるのかな
A チームは、第三者の研究者がSTAP細胞を再現するのに役立つように、こつや注意点を書いた手順書を3月に公開しました。論文の発表後に寄せられた疑問への回答も準備していましたが、もともとの論文が撤回の方向となったため、公表しづらい状況になっています。当初、「簡単だ」と言われた割には技術が問われる実験でもあり、成功例は出てくるとしても数カ月後との見方があります。
≪8人が作業分担 全体像見えず≫
英科学誌ネイチャーに発表したSTAP細胞に関する2本の論文には、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダーら計14人の著者が記載されている。STAP細胞作製を報告した主論文では8人が実験や論文執筆を分担していた。