オランダ・ハーグ【拡大】
韓国で首脳会談自体に反対する論調は見られない。なのになぜこれほど開催がずれ込んだのか。韓国メディアは「原因が極右志向の安倍氏の歴史修正主義的行為にあることは誰もが知る」(3月12日のハンギョレ新聞社説)と、全ての責任は安倍政権にあるとの主張で一致する。
朝鮮日報(電子版、3月20日)は社説で、安倍氏の靖国神社参拝などを例に「意図して関係を悪化させていると感じるほど、歴史に反する言動を繰り返してきた」と非難した。
特に慰安婦問題をめぐり旧日本軍の関与と強制性を認めた「河野談話」の再検証に対する反発は強く、中央日報社説は「談話の否定は韓日関係の破綻を意味する」(2月22日)と警告。首脳会談を重ねて求める安倍氏を「ストーカーだ」と揶揄(やゆ)し、「握手したければ、手から洗わなければならない」(3月14日)と断じた。