オランダ・ハーグ【拡大】
日朝交渉の進展に焦り
歴史問題で“自縄自縛”に陥っている朴政権をよそに国際情勢は大きく動いた。東亜日報社説(電子版、3月20日)は、ロシアによるクリミア併合を挙げ、「日本とは歴史観の対立があるが、現在と未来の関係で共通の価値を有する。ロシアは形式上、民主国家だが、実際はツァーリ(皇帝)のようなプーチン大統領の統治下にある」と指摘する。大国が覇権をむき出しにする中、ようやく日本との協力の重要性に気付かされたようだ。
日朝交渉が進展することへの焦りもうかがえる。中央日報社説(3月20日)は「日本が北朝鮮への接近の速度を上げている真意を把握」する必要性に言及した。
一方で、朝鮮日報は3月21日の社説で「安倍氏が再び歴史問題で挑発すれば、努力は全て水の泡になってしまう」と疑心を示した。韓国が歴史問題だけにこだわり続け、日本を疑う姿勢が改まらない限り、日韓関係修復からはほど遠いと言わざるを得ない。(国際アナリスト EX/SANKEI EXPRESS)