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牛肉関税 20%台引き下げ検討 日豪EPA (3/3ページ)

2014.3.27 11:40

牛肉供給量の推移(2007年~2013年)、※農林水産省まとめ

牛肉供給量の推移(2007年~2013年)、※農林水産省まとめ【拡大】

 農林水産省によると日本の牛肉輸入量はオーストラリア産が最も多い。ただ、日本の牛海綿状脳症(BSE)対策の緩和により、2013年は米国産が前年比41.0%増の18万6028トンと大幅に伸びた。オーストラリア産は10.1%減の28万6546トンとなり、両国の差が縮まっている。

 オーストラリアにとっては、TPPに先立って日本とのEPAを発効すると、日本市場で追い上げる米国を引き離す効果が期待できる。日本は牛肉関税をなくさない形での協定の実績を示し、関税撤廃を求める米国から譲歩を引き出す構えだ。

 TPP交渉を主導する米国を動かし、妥結に向けた機運を高められるのか。日本とオーストラリアの決断はTPP交渉の行方を左右する。(SANKEI EXPRESS

 ■経済連携協定(EPA) 貿易や投資が自由に行えるように2国間や複数国間で結ぶ協定。関税の撤廃や引き下げだけでなく、知的財産権を守るルールなど幅広い分野が対象となる。日本はこれまでにスイスやインド、ペルーなど13の国・地域とEPAを結び、オーストラリア、カナダ、欧州連合(EU)などと交渉中だ。日米を含む12カ国が交渉に参加する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)もEPAに該当する。

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