業務提携契約を締結し、握手を交わす(左から)ジェイアール西日本デイリーサービスネットの井上浩一社長、JR西日本の真鍋精志社長、セブン-イレブン・ジャパンの井阪隆一社長=2014年3月27日午後、大阪市北区梅田(竹川禎一郎撮影)【拡大】
ファミリーマートを含めたコンビニ大手3社の全国の店舗数は、2月末時点でセブンが1万6319店と、ローソンの1万1606店、ファミマの1万547店を大きく引き離す。しかし、近畿・北陸・中国に限れば、ローソンが3262店とトップで、セブンの3159店、ファミマの2681店を上回る。
ローソンはもともとダイエー系で、大阪府や兵庫県などで店舗が多い。駅に近いなど立地の条件も良く、セブンが関西圏で大きく食い込むには、「駅ナカ」しかなかったとも言える。
「駅ナカ」店舗は「客数が安定しており、経営効率が高い」(セブンの井阪社長)。ファミマはJR九州や西武鉄道、近畿日本鉄道などと提携し約400店を展開。ローソンも東京急行電鉄や西日本鉄道などの駅に約50店を設置している。今後も鉄道会社との連携が進むとみられる。(SANKEI EXPRESS)