谷会長「スペインとの交流活動を続けて30年になるが、日本ではこの5、6年で、料理やワインを通じてスペインへの関心が格段に高まった。日本ではフランスやイタリアではなく、スペインのワインが一番伸びている。スペインの料理もワインも多様性があり、日本人の味覚に合う。しかもリーズナブルで手軽に飲んだり、食べたりできる日本では居酒屋、スペインではバルのような場所があることが大きい」
ナバロ大使「料理も共通点が多く、庶民的でリーズナブルなものから高級でハイクオリティーなものまで幅広く提供され、世界中に知られている。料理、食文化を楽しむ目的で海外から多くの人が訪れていることも共通している。食材の共通点も多く、魚介類を好み、新鮮でないと食べない。よけいな味付けをせずに、素材の味わいを楽しむことも同じ」
友情育む風習
谷会長「スペインはコストパフォーマンスだけでなく、味のレベルでも、質の高い世界ナンバーワンのレストランをこの10年間、ほぼ独占してきた」
ナバロ大使「食べ歩きの楽しみ方として、バスク地方に友情を育む独特の風習がある。『ピンチョス』というおつまみの料理がメーンの小さなバルがたくさんあるが、例えば友達8人で1人1軒ずつ支払い、計8軒を回る」