今回訪問して特に興味をひかれたのが100年前から所有している自慢の自社畑のシャンパン『クロ・デ・ブーヴリー』(写真右から3本目)。ミネラルと切れの良い酸味が特徴のシャルドネ100%のシャンパンですが、2年前から新しい試みとして、ワインを熟成させる樽上部の“鏡”と呼ばれる「丸い部分」のみにアカシア材を使用しているとの話でした。樽全体から見れば、内部のワインと触れ合う面積も多くはないのですが、アカシア材を使うことで、白い花やバラのようなニュアンスが得られる由。五感に鋭い女性ならではの感性。これもシャンパンが良く似合う理由の一つだと思います。(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS)