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福島県沿岸 空から見た避難指示区域 除染・道路復旧…あまりに広い作業現場 (2/2ページ)

2014.4.15 12:35

福島第1原発には、汚染水を入れるための1000トンタンクが増え続けている。現在は2日で1基造られ、その数は500基近い。2015年度までに80万トン分のタンクが用意される予定という=2014年2月20日、福島県双葉郡大熊町(本社チャーターヘリから、鈴木健児撮影)

福島第1原発には、汚染水を入れるための1000トンタンクが増え続けている。現在は2日で1基造られ、その数は500基近い。2015年度までに80万トン分のタンクが用意される予定という=2014年2月20日、福島県双葉郡大熊町(本社チャーターヘリから、鈴木健児撮影)【拡大】

  • 福島第1原発近くの双葉総合公園のスタジアムは除線作業で出た放射性廃棄物の大袋の置き場となっていた。青色が除線廃棄物、黒色と白色は遮蔽土嚢(どのう)だという=2014年2月20日、福島県双葉郡双葉町(本社チャーターヘリから、鈴木健児撮影)
  • 福島第1原発。廃炉へ向けた工事作業が続いている=2014年2月20日、福島県双葉郡大熊町(本社チャーターヘリから、鈴木健児撮影)
  • 大熊町では除線作業で出た廃棄物を道路沿いに並べる作業が続いていた=2014年2月20日、福島県双葉郡大熊町(本社チャーターヘリから、鈴木健児撮影)
  • 浪江町のふたば自動車学校は、3年間まったく使われていないため道路の至る所にヒビが入っていた=2014年2月20日、福島県双葉郡浪江町(本社チャーターヘリから、鈴木健児撮影)
  • 安倍晋三(しんぞう)首相が3月10日の会見で2015年の大型連休までに全線開通させる意向を表明した常磐自動車道。広野インターチェンジ(IC)から富岡ICまで延伸したが、その先は工事が続く。写真上は完成した富岡IC、下は工事中の大熊町へと向かう道路=2014年2月20日、福島県双葉郡富岡町(本社チャーターヘリから、鈴木健児撮影)
  • 福島県南相馬市、双葉郡浪江町、双葉郡双葉町、東京電力福島第1原発、双葉郡大熊町、双葉郡富岡町、双葉郡楢葉

 福島第1原発がある大熊町、双葉町では原発内には多くの作業車両や白い防護服を着て作業をする人などが確認できるが、その周辺に人の動きは見えない。ところどころに除染作業で出た黒や青色の大きな袋が積み上げられていた。以前は住民が集まっていたと思われる駅周辺でも線路が草に覆われ見えなくなっていたり、大型ショッピングセンターの駐車場は一台の車もなく、白線だけが目立った。自動車学校の教習コースはひび割れ、ときには牛やイノシシなど野生化した動物の群れが見えることもあるという。

 3月10日の記者会見で安倍晋三首相が2015年5月の大型連休までの全線開通を表明した常磐自動車道。現在工事中だが、アスファルトが敷かれたところと、土を盛っただけの部分がはっきりと確認できた。

 上空から原発周辺を俯瞰(ふかん)して、豆つぶのように見えるヒトの大きさと比べ、復興作業が必要な区域があまりにも広いと改めて感じさせられた。また一刻も早く住民にとって最善の策を講じてほしいと願うしかなかった。(写真・文:写真報道局 鈴木健児/SANKEI EXPRESS

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