米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン容疑者(共同)【拡大】
スノーデン容疑者も滞在先のロシアからガーディアン紙に寄せた声明で、今回の受賞は「政府の中に国民が果たすべき役割があると信じるすべての人々に正当性を与えるものだ」とコメントした。
「売国奴の違法行為」
とはいえ、今回の受賞には、スパイ活動のような犯罪行為によって入手し、国家の安全保障を損ねる恐れがある情報をメディアが公開したことに対し、批判も根強い。ニューヨークの共和党議員、ピーター・キング氏は「スノーデンのような売国奴の違法行為にピュリツァー賞を与えるべきではない」と強く非難した。
こうした批判に対し、ピュリツァー賞事務局のシグ・ギスラー事務局長は「個人情報と安全保障のバランスについて非常に重要な議論を喚起した。その議論はまだ続行中だ」と受賞理由を説明。社会が大切なことを考えるために必要なニュースを提供することこそ、ジャーナリズムの評価につながるとの見方を示した。(SANKEI EXPRESS)