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【STAP細胞】「有力な仮説」 STAP信じる 笹井氏会見 再現検証に期待、論文は「撤回適切」 (1/4ページ)

2014.4.17 09:10

STAP細胞論文の不正問題で会見する理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長=2014年4月16日、東京都千代田区(小野淳一撮影)

STAP細胞論文の不正問題で会見する理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長=2014年4月16日、東京都千代田区(小野淳一撮影)【拡大】

  • 理化学研究所の研究ユニットリーダー、小保方(おぼかた)晴子さん=2014年1月28日(伊藤壽一郎撮影)
  • 理化学研究所が作製した新型の万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の塊(理化学研究所提供)
  • 【STAP細胞】小保方(おぼかた)晴子氏の疑惑の構図(賛否はSTAP論文の撤回について)=2014年4月9日現在
  • STAP細胞(刺激惹起性多能性獲得細胞)の主論文の著者=2014年3月16日現在
  • 新たな万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の作製方法=2014年2月2日現在
  • 新たな手法で作られた万能細胞「刺激惹起(じゃっき)性多機能細胞(STAP(スタップ)細胞)」作製のイメージ=2014年1月30日発表

 新たな万能細胞とされた「STAP細胞」論文の共著者の一人である理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の笹井芳樹副センター長(52)が4月16日、都内で会見し、論文が疑惑を招いたことについて「心からおわびする」と謝罪した。その上で、「STAP現象は現在最も有力な仮説と考える。STAP細胞を前提にしないと説明できないデータがある」と語り、その“存在”を信じる姿勢を示した。笹井氏は小保方晴子(おぼかた・はるこ)研究ユニットリーダー(30)の論文執筆を指導した上司にあたる。理研の調査委員会の報告書では「重大な責任がある」と認定された。

 若山氏が見てると…

 「疑惑を招く事態となったことをおわびする」。ダークスーツに白いシャツ姿で記者場に現われた笹井氏は、5秒以上深々と頭を下げた。公の場に姿をみせるのは、1月末に小保方氏とともに英科学誌ネイチャーに掲載された論文について発表して以来初めてだ。

 報告書で不正と認定された小保方氏による画像の切り貼りなどをチェックできなかったことについて、「責任を強く感じる」と陳謝。小保方氏に対しては「論文の過誤や不備を見抜けなかった。アドバイザーとして足りないところがあり、わびたい」と、かばった。

「STAP細胞は合理性の高い仮説で、検証する価値がある」

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