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【日米首脳会談】手探りの「シンゾー」「バラク」 米大統領、尖閣安保対象を明言 (1/3ページ)

2014.4.25 09:25

共同記者会見を終え、握手を交わす安倍晋三(しんぞう)首相(右)とバラク・オバマ米大統領。成果を得てもなお微妙な「シンゾー」「バラク」関係だ=2014年4月24日、東京都港区元赤坂の迎賓館(代表撮影)

共同記者会見を終え、握手を交わす安倍晋三(しんぞう)首相(右)とバラク・オバマ米大統領。成果を得てもなお微妙な「シンゾー」「バラク」関係だ=2014年4月24日、東京都港区元赤坂の迎賓館(代表撮影)【拡大】

  • 沖縄県・尖閣諸島。手前から南小島、北小島、魚釣島=2012年9月2日(共同通信社特別機から撮影)
  • 尖閣諸島(沖縄県石垣市)、石垣島(沖縄県石垣市)
  • 中国・浙江省、福建省、尖閣諸島(沖縄県石垣市)

 安倍晋三首相(59)とバラク・オバマ米大統領(52)は4月24日、東京・元赤坂の迎賓館で会談し、日米同盟がアジア太平洋地域で主導的な役割を果たすことで一致した。オバマ氏は尖閣諸島(沖縄県石垣市)が日米安全保障条約の適用対象であることを米大統領として初めて明言、首相は会談終了後の共同記者会見で「日米同盟は力強く復活した」とアピールした。焦点の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉は首脳会談では決着せず、閣僚級協議を続けた。共同記者会見では両首脳とも、会談の成果を強調したが、微妙な距離感が見てとれたのも事実だ。

 共同声明発表先送り

 首脳会談は約1時間半行われた。TPP交渉で結論が出なかったため、会談終了時に予定していた共同声明の発表は先送りされた。TPP交渉については、甘利明(あまり・あきら)TPP担当相(64)と米通商代表部(USTR)のマイケル・フロマン代表(51)が24日午後も協議。甘利氏は午後の協議終了後、記者団に対し「前進はあったが、まだ課題は残っているので引き続き協議を行う」と述べた。

バラク・オバマ米大統領「沖縄の負担軽減に引き続き取り組みたい」

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