4月9日、首都ジャカルタの投票所で、投票を終えた闘争民主党党首のメガワティ・スカルノプトリ前大統領(中央)とジョコ・ウィドド・ジャカルタ特別州知事(右)。ジョコ氏は党勢が衰えていた闘争民主党に新風を吹き込み、大統領選の最有力候補になったが、強い指導力を発揮できるかは未知数だ=2014年、インドネシア(共同)【拡大】
仮にジョコ氏が勝利したとしても、政権樹立に向けては、こうした有力政党などと連立を組み、閣僚として招き入れた上で政策調整を行う必要に迫られる。6党の寄り合い所帯であるユドヨノ現政権は、閣内の対立が足かせとなって燃料補助金制度改正などの重要政策を実行できなかった。次期政権が同じ轍を踏む恐れは大きい。
隣国シンガポールの英字紙ストレーツ・タイムズ(電子版)は4月15日付の社説で「インドネシアの経済・民主体制は、際限ない議会での抗争や特定利益集団による政策のごり押しで生じる腐食作用に耐えられるほど成熟していない」とし、インドネシアの本格的発展に向け、次期大統領の手腕に注目する立場を示した。(国際アナリスト EX/SANKEI EXPRESS)