そのすてきな着こなしを見習いたくなるが、ハーパーズ バザーの菊池さんも、ファッションジャーナリストの宮田さんも「何でもかんでもそのままマネをするのは違う」と口を揃える。「まずは自分のイメージを客観的に理解することから始めるのが大切」(宮田さん)。
「ファッションとは変身すること。夢の自分に近づくこと」。映画のインタビューで、カリーヌは言う。
カリーヌに刺激され、理想の自分を思い描いてみたら、まずは自分自身の実像と向き合ってみよう。そうすれば、自分に似合うシャツや、スカートがきっと見つかるはずだ。(津川綾子/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
■映画「マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ」 5月9日からTOHOシネマズシャンテ(東京)ほか全国公開。mademoiselle-movie.com