無機質なピラミッドの連なりと、丸太の形をとどめる梁(はり)が共存する店内は、アーティスト、木村浩一郎さんのデザイン=2014年4月3日、東京都渋谷区の「LAILA_TOKIO」(野村成次撮影)【拡大】
【Fashion Addict】
丁寧に作られた品には、その作り手の物語が感じられることがある。デザイナーや職人が、何にこだわり、どんな思いを込めたのか。そんな想像を巡らせたくなるような品々をセレクトしているのが、東京・渋谷に昨年(2013年)7月オープンした「LAILA TOKIO(ライラ トウキョウ)」だ。
ビンテージ+モダンな感覚
店内に一歩入る。すると目を奪われるのが、壁という壁を覆う8000個の小さなピラミッドの連なりと、床の照明が乱反射して生まれたまばゆい白。国内外で注目を集めるアーティスト、木村浩一郎さんが手がけた。近未来的なインテリアに驚いていると、「実はここ、築50年の日本家屋だったんです」とライラ トウキョウのディレクター、hashiura(ハシウラ)さん(44)。古い梁と無機質なピラミッドが共存する空間は、「伝統の継承」と「自由な創造性」が混在したニュークチュール(新しいエレガントなスタイル)の提案、というライラ トウキョウのコンセプトを直感的に伝えてくる。