無機質なピラミッドの連なりと、丸太の形をとどめる梁(はり)が共存する店内は、アーティスト、木村浩一郎さんのデザイン=2014年4月3日、東京都渋谷区の「LAILA_TOKIO」(野村成次撮影)【拡大】
ハシウラさんは、1990年ごろから欧米のビンテージアイテムの買い付けを始め、審美眼を磨いてきた。特に20年代以降に活躍したクチュリエ(高級仕立て服のデザイナー)たちの、手仕事の痕跡が残る洋服の数々に魅せられた。
「過去の歴史の中に受け継がれてきたものづくりの良さや、デザイナーたちのこだわりを伝えていくのが僕の仕事」と、2003年、東京・北青山に「LAILA VINTAGE(ライラ ビンテージ)」を開店。アイテムそれぞれにある、デザインが生まれた背景や、生地や縫製など細部に込められたデザイナーの思いなどを読み解き、その物語を洋服とともに顧客に供してきた。
さらに服飾の伝統と、ファッションの最先端とを融合させれば、新たなスタイルが生まれるのでは-。ライラ トウキョウでは、そんな発想を形にし、ビンテージのものにモダンな感覚を加えて生み出されたアイテムがそろう。