米イリノイ州シカゴ【拡大】
クリントン氏を敵視する共和党系スーパーPACの「ヒラリーにノー」「ストップ・ヒラリー2016」などはすでに多額の資金を集め、クリントン氏の言動をつぶさに追っている。クリントン氏の長女、チェルシーさん(34)が妊娠し、初孫が話題になったが、保守系メディアには「おばあちゃんヒラリー」と揶揄(やゆ)され、高齢であることを強調された。
中間選挙に肩入れして党派色を打ち出しすぎると、大統領選で無党派層の支持が離れるという読みもある一方、側近には、中間選挙で汗をかかないと党内で求心力を失い大統領選に響くという意見もある。いずれにせよ、クリントン氏の去就が次期米大統領選の行方を大きく左右することは間違いない。(SANKEI EXPRESS)