【Campus新聞】
クリオン島の島内には、いたるところに修復途中の家屋があった。特にハンセン病回復者が住む家屋の修復が遅れているという。
立地で異なる被害
到着2日目。3、4人のグループに分かれ、修復を担当する家屋に向かった。沿岸部の家屋は、木材で造られた簡易な家が多く、そのほとんどが台風の強風と高波の直撃を受け、全壊した家も少なくない。家をいちから建て直すグループもあり、被害状況によって、作業内容も大きく異なる。
私のグループは、内陸部にあるミアノさん(71)宅の修復を担当した。ミアノさんはクリオン島で生まれ育ち、今は娘、孫娘との3人家族。台風の強風で屋根が吹き飛ばされ、窓ガラスも割れた。母屋の部屋は今も使えず、隣の親戚宅に世話になっているという。
私たちが携わったのは、母屋の天井の修復。まずは作業のための足場を作り、材料の採寸・裁断、打ち付けと一連の作業を現地の大工さんに教えてもらいながら一緒に行った。