美容家、IKKO(いっこー)さん(提供写真)【拡大】
でも、本音を言うと、「私もいつまでも人間ができていないようでいたい、母も納得しないでほしい」という気持ちがあるのです。「最後の親孝行」を両方がクリアに感じ、受け止められたとき、次の門出…永遠の別れがきてしまうかもしれない、という思いがあるから。
母の存在はとても大きいものです。幼稚園の頃、美容師をしていた母が会合で夜家を空けると、とても寂しくて、不安で。姉たちと手をつなぎあって、「ずっと家族みんなが元気でいられますように」とお祈りしたものです。
言葉惜しむと後悔する
ずっと両親に親孝行をしたいと願い続けてきた私。33年前に上京して、ようやく親孝行できるかな、となった40代半ばに父を亡くしました。身内だから、と言葉を惜しんでいては、必ず後で後悔します。
今も、私はテレビ収録などの本番前、必ず母に電話をします。「今から本番だから、お父さんにお祈りしてね」と。母も、私が出演した番組は、全てチェックしているようです。