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【Q&A】「混合診療」拡大へ 選択肢広げ患者負担軽減 (3/3ページ)

2014.5.8 11:10

経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議であいさつする安倍晋三首相(左)。「混合診療」拡大案の取りまとめを指示した=2014年4月16日、首相官邸(共同)

経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議であいさつする安倍晋三首相(左)。「混合診療」拡大案の取りまとめを指示した=2014年4月16日、首相官邸(共同)【拡大】

 Q 拡大案として検討されているのはどんな制度ですか

 A 政府の規制改革会議は、いまの制度では患者のニーズに対応できないとして「選択療養」(仮称)という仕組みを提案しました。患者が選んだ自由診療を幅広く認め、保険がきく診療と併用できるよう求めています。将来、保険適用することを必ずしも前提とはしていません。

 Q 反対もあるのですか

 A 厚生労働省は慎重派です。安全性を重視し、対象を増やすとしても実施できる病院は限定すべきだとの立場です。「有効だと分かれば、多くの患者が少ない負担で利用できるように保険の対象にする」という基本的な姿勢も強調しています。政府は6月にまとめる新たな成長戦略に結論を盛り込みたい考えで、直前まで調整が続きそうです。(SANKEI EXPRESS

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