不倫スキャンダルを巻き起こした当時のビル・クリントン米大統領(右)と、ホワイトハウスの実習生、モニカ・ルインスキーさん(ゲッティ=共同)【拡大】
当時、20代だったルインスキーさんは世間の批判と中傷を一身に浴びたせいで、自殺を考えるほど追い詰められたという。好奇の目に耐えきれず、2005年に英国のロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに留学し、翌年、社会心理学の修士号を取得した。
だが、スキャンダルのイメージは拭えなかった。米紙ワシントン・ポスト(電子版)などによると、帰国後は、広報やマーケティングの仕事を転々とするなど不安定な人生を歩んできたという。
「合意の下」強調
今回の寄稿では過去を赤裸々に吐露。「自分の過去や他人の未来に向き合うことから逃げる」のをやめる時が来たといい、「(自身のトレードマークでもあった)ベレー帽を燃やし、(クリントン氏の精液が付いた)青いドレスを葬り去るときがやって来た」と訴えた。さらに「確かに私は彼に利用されたが、この1点だけは貫き通したい。あれは合意に基づく関係だった」と主張。「すべての『裏切り』はその後に起きたことで、彼は自身の強力な地位を守るため私をスケープゴートにした」と非難した。