フランス通信(AFP)によると、前半戦の終盤から大雨が降り出し、屋根が完成していないために雨に打たれて濡れた観客たちは、未完成の屋根に覆われた場所を求めて席を大挙移動した。屋根に覆われていないのはピッチに近い“特等席”で、AFPの記者は「入場料が高い席ほど皮肉にも本番でも雨に濡れる可能性が高い。傘は必携」と呼び掛けている。試合はコリンチャンスが格下のフィゲイレンセに0-1で敗れ、サポーターにとってはまさに弱り目に祟り目だった。
携帯回線トラブルも
また、試合途中から試合後にかけては携帯電話の3G回線がパンク状態で使用不能となるトラブルに見舞われたという。さらに、アリーナ内のエレベーターが4台中2台しか稼働していない個所もあり、入場口には長蛇の列が作られた。
アリーナ周辺はクレーン車や足場が散見され、建設現場さながらの様子で、試合後に観客が自分の車を探すのに十分な明かりもなく、携帯電話を懐中電灯のように照らしていたという。
国際サッカー連盟(FIFA)が求めている金属探知機も設置されておらず、安全のために競技場周辺に設けるセキュリティーエリアも基準より狭い。