「選ばれない人がかわいそう」という声もある。だが、小和田さんは「変な平等主義には違和感を覚える。ふつうの社会ならあり得ない」と言い切る。「僕らは一人一人のメンバーに対しては常に平等。だけど作品についての評価は外部に任せていいと思う」とも。
工房集に行ってみると、それぞれのハンディキャップに対してとても丁寧に配慮されていることがわかる。利用者を「仲間」「メンバー」と呼び、温かな空気が流れている。けれども、ビジネスはクールだ。小和田さんいわく「どう見られるかという視点を大切にしている」。そういう意味でも、対等なのだろう。
「障害者が頑張りましたみたいな出し方をしてしまうと、いつまでたっても、状況は変わらない」
BEAMS×KOBO-SYUのコラボは、既存の価値観を変えるための挑戦でもある。(一般社団法人「Get in touch」理事長 東ちづる/SANKEI EXPRESS)